ドメイン接続時のCAAエラーの解決方法
この記事では、独自ドメイン(ルートカスタムドメイン)を systeme.io に統合しようとする際に発生するCAAエラーを修正する方法を説明します。
ここで必要なもの:
- systeme.io アカウント
- CAAエラーが発生したドメイン名
ルートドメインをsysteme.ioアカウントに統合しようとすると、「CAAエラー 」というエラーメッセージが表示されることがあります。
ドメイン名の統合が行えないのは、systeme.ioがSSL証明書を生成できないことにあります。問題は、DNSのCAAレコードに起因しています。
この問題を解決するためには、以下の3つの重要なステップを実行してください:
- systeme.ioアカウント内のカスタムドメイン名設定から、CAAエラーが表示されるドメイン名の統合を削除します。
- ホスティングプロバイダーのDNSゾーンレベルで、以下の10個のCAAレコードを追加します:
issue "amazon.com"
issue "amazontrust.com"
issue "awstrust.com"
issue "amazonaws.com"
issue "SomeCA.com"
issuewild "amazon.com"
issuewild "amazontrust.com"
issuewild "awstrust.com"
issuewild "amazonaws.com"
issuewild "SomeCA.com"
例:
ドメイン: ドメイン名が 「example.com」のみの場合は、「@」を付けるだけです。
Tag(タグ): 0
Value(値): issue "amazon.com"
詳細については、以下の記事をご覧ください:
https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/acm/latest/userguide/setup-caa.html
10個のCAAレコードを入力したら、DNS Checkerでドメイン名を検索し、DNSタイプ 「CAA 」を選択することで、その伝搬を確認することができます。
- 「Systeme.ioアカウントにカスタムドメインを追加する方法」の記事に記載されている手順に従って、ドメイン名の統合を再度行います。
重要事項:
ホストがCloudflareの場合、CAAレコードを追加するには、以下の手順に従ってください:
- 「ISSUE」CAAレコードを追加するには、「Only allow specific hostnames」(特定のホスト名のみ許可)タグを選択します。
- 「ISSUEWILD」CAAレコードを追加するには、「Only allow wildcards」(wildcardsのみ許可)タグを選択します。