メール配信到達率を損なうことなく移行する方法とは?

コンタクトをsysteme.ioに移行するにあたり、外部オートレスポンダー(メール配信ツール等)からスムーズに移行するために、いくつかの重要な手順に従う必要があります。これには、技術的な設定、法令遵守(特に GDPR に関するもの)、およびマーケティングにおけるベストプラクティスの適用が含まれます。

1. 現在のデータベースの準備と確認

移行を成功させるには、適切に準備されたリストが不可欠です。以下の初期手順に従ってください:

  • コンタクトをCSV形式でエクスポートします。
  • 利用可能なデータを確認します:名、姓、メールアドレス、ステータス(登録中、登録解除・配信停止済み)、登録日、タグなど。
  • 古いメールアドレスのインポートを避けるため、エンゲージメント(アクティブ/非アクティブ)に基づいてコンタクトをセグメント化します。
  • 最近のアクティビティを確認します:最近メールを送信している場合は、直近30日、60日、または90日以内にメールを開封したコンタクトに重点を置いてください。

2. インポート前のデータベースのクリーンアップ(クリーニング)

リストが適切に整理されたら、その中に含まれるメールアドレスの品質を確保することが重要です。

推奨されるベストプラクティスは次のとおりです:

  • 重複、非アクティブ、または無効なメールアドレスを削除します。
  • 以前使用していたメールツールのフィルターを使用してリストをクリーンアップします。そのようなフィルターが利用できない場合は、リスクの高いアドレス(ハードバウンス、スパムトラップなど)を避けるために、メール検証サービスを使用します。
  • 同意の証拠(オプトイン)を保持してください;必要に応じて当社チームから提示を求める場合があります。
  • コンタクトのステータスを尊重してください:配信停止(登録解除)済み、または非アクティブのコンタクトを再有効化しないでください。
  • タグやセグメントが正しく割り当てられていることを確認してください。

注意:配信(登録)解除済みのコンタクトも systeme.io アカウントにインポートすることができます。これらのコンタクトには自動的に「配信解除済み」のステータスが割り当てられ、プラットフォームを通じてメールは送信されません。

また、GDPR に準拠し、メール配信到達率を維持するためには、あなたのメールの受信に明示的に同意したコンタクトのみをインポートすることが重要です。

3. コース受講者コンタクトのインポート:

コースに参加したものの、しばらくメールを受信していないコンタクトをインポートする場合は、インポートは段階的に行う必要があります。

Systeme.ioアカウントでコンタクトがコースに追加されると、コースエリアにアクセスするためのログインリンクを含むメールが自動的に送信されます。

非アクティブなアドレス(無効なアドレス)によるバウンスメールの急増を防ぐため、段階的なインポートを強く推奨します。

4. 送信元アドレスまたはドメインのウォームアップ

メールプロバイダーを切り替える場合には、ウォームアップのプロセスが必要です。これは、新しい送信動作をメールプロバイダーに徐々に認識・信頼してもらうためのプロセスであり、良好な送信者評価を維持し、スパム(迷惑メール)フォルダに振り分けられるのを防ぐためのものです。

この理由については、こちらのヘルプページで説明しています。

ウォームアップの主なステップ:

  • まずは最もエンゲージメントの高いコンタクトにメールを送信します。
  • 1日に送信するメール数を徐々に増やします。
  • すぐに大量配信を行うのは避けてください。ISPによるブロックやスパム判定の原因となる可能性があります。
移行後のテストとフォローアップ
  • 小規模なセグメントに対してテストキャンペーン配信を行います。
  • 主要な指標を確認します:開封率、クリック率、スパム苦情率、バウンス率
  • 初期段階では、非アクティブなコンタクトに対するリエンゲージメントキャンペーンは避けてください。
  • 必要に応じて、コンテンツや配信設定を調整します。

5,000件以上のコンタクトリストのウォームアップemail warm-upとも呼ばれます)の例を見てみましょう。

5,000 件以上のコンタクトリストのウォームアップの例を見てみましょう(メールウォームアップとも呼ばれます)。

このステップは、移行後や送信ツールの変更後に良好な配信到達率を維持するために非常に重要です。これは、主要なメールプロバイダー(Gmail、Outlookなど)に対して段階的にメールを送信することで信頼できる送信者としての評価を確立することを意味します。

目的:最もエンゲージメントの高い登録者から開始し、メールがスパムに分類されたりISPにブロックされたりするのを防ぐこと。

5,000件以上のコンタクトリストに対するウォームアップ計画の例

このプロセスは、移行後に高い配信到達率を確保するために非常に重要です。GmailやOutlookなどの主要なメールプロバイダーに対して、信頼できる送信者としての評価を構築するのに役立ちます。

目標:スパムフィルターやISPによるブロックを回避すること。

7日から14日間にわたる推奨ウォームアップ計画:

  • 1~2日目500件のエンゲージメントの高いコンタクトに送信(直近30日以内に開封/クリックしたコンタクト)。
  • 3~4日目900件のコンタクトに増やします。引き続きエンゲージメントの高いコンタクトが対象です。
  • 5~6日目1,500件のコンタクトに送信。これには、やや高いエンゲージメントのコンタクト(直近60日以内に開封)が含まれます。
  • 7~9日目2,500~4,000件のコンタクトに送信。これには、中程度にアクティブなユーザーが含まれます。
  • 10~14日目:長期間非アクティブなアドレスを除き、リスト全体に送信します。

別のウォームアップ形式の例:

送信数 対象 目的
1日目 500 非常にエンゲージメントの高いコンタクト(30日以内に開封) 送信評価をテストし、配信到達率を確認する
2日目 900 非常にエンゲージメントの高いコンタクト + ややエンゲージメントのあるコンタクトを追加 高い開封率を維持する
3日目 1500 エンゲージメントのあるコンタクト(60日以内に開封) 反応を監視しながら母数を広げる
4日目 2000 エンゲージメントのあるコンタクト + 一部の最近非アクティブなコンタクト スパム率とバウンス率を監視する
5日目 3000 アクティブおよび軽度の非アクティブが混在するリスト セグメントごとにテストする
6日目 4000 90日以内の非アクティブ 慎重に規模を拡大する
7日目 5000 広範な対象。ただし120日以上の非アクティブを除く 網羅的だが制御・管理された配信
8日目 6000+ 6か月以上非アクティブな非常に古いリストを除くすべて 日次送信の安定化
9日目 100% 配信停止(登録解除)/無効アドレスを除くすべてのリスト 通常の配信ペースに戻す
10日目 100% クリーンなリスト、セグメント設定済み ウォームアップ完了・通常配信の開始

ウォームアップ中のベストプラクティス

1. 最もエンゲージメントの高いコンタクトを優先する

最近メールを開封またはクリックしたコンタクトから送信を開始してください。

これにより、高い開封率とクリック率が生まれ、インターネットサービスプロバイダー(ISP)に対してポジティブなシグナルを送ることができます。

過去30日、60日、90日以内に開封/クリック」のような動的セグメントを使用してください。

2. 高品質なコンテンツを作成する

高品質なコンテンツは、到達率の改善に直結します。

以下の主要ガイドラインに従ってください:

  • パーソナライズされ、興味を引く件名を使用する。
  • 明確で追跡可能なリンクを含める。
  • 一般的にスパム判定されやすい要素を避ける:
    • 件名での過度な大文字の使用
    • 誇大表現または過度に販促的な表現。
    • 不要な添付ファイル
    • タイトル内の特殊文字や記号
3. 主要指標を監視する

キャンペーンのパフォーマンス指標を注意深く継続的に監視してください:

  • 開封率:20%以上が良好な平均値とされています。
  • クリック率:キャンペーンの種類にもよりますが、2%以上。
  • バウンス率:2%未満。
  • スパム苦情率:0.1%未満。
4. 問題のあるアドレスを削除する

リストの品質を高く保つために、非アクティブなコンタクトを定期的に削除してリストをクリーンアップします。

6か月以上アクティビティ(開封またはクリック)がないコンタクトは削除します。

systeme.ioでは、これを行うために次の2つの方法があります:

5. 送信認証を行う
  • ドメインに対してSPF、DKIM、およびDMARCが正しく設定されていることを確認してください。(このステップは、データ移行プロセスに含まれていますが、ご自身で対応することも可能です)。
  • 専用の送信元アドレス(例:news@yourdomain.com  )を使用します。
  • Google Posmaster Toolsアカウントを作成します。

お客様の成功は私たちの最優先事項です。systeme.ioでは、メールの配信到達率を継続的に確保し、お客様の成果を最大化するためにサービスの改善に努めています。

また、専用の配信到達率に関するサポートサービス週7日体制でご提供しています。必要に応じてお気軽にお問い合わせください。チームがしっかりサポートいたします。

  • メール検証ツール:NeverBounce、BriteVerify、ZeroBounce。
  • 到達率のモニタリング:GlockApps、Mail-Tester、Postmaster Tools(Gmail)。
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